【博多にて】ワンカップおじさんの話
昨日は仕事の関係で博多に行ってました。
打合せを終わらせて、帰りの新幹線まで時間があったので「せっかく博多に来たし、一杯引っ掛けるかぁ」という気になり、ふらーっと博多駅地下のほろよい通りへ。
実は1人で居酒屋とか普通に入れる人です。
博多にはよく来ていますが、何気に初めてのほろよい通り!
意外とコテコテの角打ち(立呑み屋)があるんですね!
今流行りのチョイ呑みにピッタリのお店が並んでました。
名前は覚えてませんが、昔ながらの角打ちテイストで良さげなお店があったので入ってみると…
通された席の左隣にまたややこしそうな飲んだくれが座ってたんですよ…
顔も少し赤くなってて「ワンカップおじさん」というニックネームがこんなに似合う人がいるのだろうか…
僕が隣に座ったとたん
「ペッ!!!」
えっ、ツバ吐いたこの人、何で!?
「あぁあぁ、いやだなぁ」と思いながら、斜め上の方向を見て注文する僕。
しばらく知らんふりをしながら、様子を伺っていると、どうも、右隣に座っていたグループが騒がしくしていて、それに対して猛烈に憤っていたことが判明。
「クソがっ」ってずっと吠えてました。
「仲間に入れてほしかったんだろうなぁ」と思いながら、明太子を当てにサッポロ赤星でノドを鳴らす僕。
〆さばを頼もうとした時、それまで吠えまくってたワンカップおじさんが急に立ち上がり「ワシはもう帰るけど、隣は気にせんときや。お兄ちゃんはあんなんなったらアカンで!」といって肩を叩かれました。
「は、はい…」
《いや、急ー!そして、仲間にするのやめてーー!》
そこから終始、
右からの目線を気にしながら、ひっそりと呑んでました。
独りの世界。
それでは!